マーケティング関連の記事を書いていますが、基本思いつきのメモです。なので、記事を信じないでください(笑)

マーケティング担当者として成長するために大切なことは「視点を変える」ことである。

マーケティング会社に長年勤務していると、マーケターとして成長する人と成長しない人の違いについて大体分かるようになってくる。もちろん、本人のやる気などにも原因はあるが、成長する人というのは、やはり環境を上手く使っているという点において共通しているように感じる。今回はそのことについて書いていきたいと思う。

マーケティングの仕事に限らず、仕事において成長するためのステップは大体下記のようなものである。

1)自分の考えを発信すること。
2)自分の考えにフィードバックをもらうこと。
3)自分の考えをブラッシュアップすること。

どんな仕事でも、この繰り返しである。それ以外にはないのではないだろうか?と思うくらいだ。(もちろん、そうではない場合もあるだろうが。)しかし、このステップを踏んでも成長しない人もいる。それは、本人のやる気や適性という側面もあるが、このステップ自体の問題が原因である場合もある。

というのも、このステップは「フィードバックの質」に大きく依存するからである。どんなに自分で熟考しても質の悪いフィードバックをもらい続けていれば、自分自身の考えが成長するわけがない。一方で、良質なフィードバックを得られ続けることが出来れば、自身の考えをより良くしていくことが出来る。

しかし、このことは結局は、どんな会社に入るのか?ということどんな人と仕事をするのかに制約されるということである。本人が考えたいと思っても、与えられる仕事によって考える内容とレベルは影響する。また、フィードバックをもらうにしてもどのレベルのフィードバックかに影響される。

上述したステップは、成長するためのステップとして成長するために必要ではあると思うのだが、十分条件ではないということだ。このステップで成長するためには、会社と従業員が自分自身に合っているかどうかに大きく影響するのである。

すべての人はこの「出会う人と仕事によって、成長する方向とスピードは影響する」というどうしようもない制約と戦っていると言ってよいのではないかと思う。自分自身では、本質的には同僚は選べないし、仕事も選べない。その会社で自分が成長したいと思う方向性に合致した仕事をやれるわけでも、自分が成長するために最適な同僚・上司と仕事ができるわけではない。これは全世界で共通のことである。そのような環境になる可能性を高めることは出来るだろう。しかし、100%そのような環境になるということはあり得ないことだ。すべての人が、どこかで不満を持ちつつ、その制約と向かい合い上手くやりくりしているのである。

成長するためには「運」が必要だとか、より良い会社に転職すべきということではない。ここで言いたいのは、自分に与えられた環境をどう活用するのか?ということである。もう一度言うが、すべての人は自身にとって最高な環境にいるわけではないのだ。そのような意味においてすべての人は平等である。しかし、成長する人というのは、与えられた環境を自分の成長の糧にすることが出来るということである。

ある本にはこうある。『マーケティング戦略とは「資源の再定義」であり「目的の再定義」である』

マーケティング戦略を考えるに当たって、自社の強み弱みを把握し、強みを最大限に活かしつつ弱みを見せないことは大切である。そうすることで競合他社との優位性を確保することが出来ると考える。しかし、成長出来ない企業ほど自社には他社に比べると優位に立てるような資源や強みがないと考える。予算が少ない、必要な人員がいない。などと言う企業が多い。なぜ、みんな同じようなことを言うのだろうか?それはみんな同じ視点から見ているからである。

実際、成長する企業というのは、他の企業と同じ視点で自社の資源や目的達成の方法を考えるわけではない。なぜなら、みんなと同じことをやっていては成長出来ないことが分かっているからだ。みんなと同じ視点で考え始めたら、みんなと同じような結論に達するのは当たり前である。だからこそ、違う視点を大切にするのだ。

以前、このブログでも紹介したが、プレゼンで動画を見せようとして上手く音声が流れないとほとんどの人が、パソコンとスピーカーを繋ぐコードを抜き差ししたり、一生懸命に設定をし直そうする。これは殆どの人が「スピーカーから音を出すことを目的と認識しているから」である。しかし、「会場にいる人に聞こえることを目的として再定義」すればパソコンのスピーカーにマイクを近づけることで問題を解決することが出来る。

目的達成のための方法は、1つではない。視点を変えることで今まで見えていなかった手段が見えてくる。成長する企業というのは意識しているかどうかに関わらず、そのことをよく分かっている。だからこそ、同じような資源しか持っていなくても、視点を変えることで成長するための手段を見つけ出すことが可能になるのだ。

個人の成長も同じようなことである。今いる環境は、不満ばかりだろう。しかし、それはみんな同じであり、みんなと同じように不満ばかりを言っていても成長することはない。しかし、与えられた環境・資源を視点を変えて観察することで新しい可能性が見えてくるのだ。私が好きなドラマでこんなセリフがある。

「困難に支配されるか、困難を支配するか。」

視点を変えることでまったく違う世界が広がるのである。

マーケティングは「資源の再定義」「目的の再定義」であると言った。そして、再定義とは自身の環境を異なる視点から見ることであると言った。私たちは、どんな仕事に出会えるか、どんな人と出会えるかはコントロールすることは出来ない。しかし、それら出会いを自身の成長の糧にするために視点を変えるということは出来る。それをやるかやらないかもコントロール可能である。

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