マーケティング関連の記事を書いていますが、基本思いつきのメモです。なので、記事を信じないでください(笑)

「お金を頂く」ことの意味を知ることはビジネスの本質を知ることである。

私はいつも出来る限り3食食べるようにしていますが、一人身ということもあってあまり食事に気を使うことはありません。コンビニや松屋など時々いい感じのレストランに行くくらいです。なので、よく健康マニアからは「あなたは食べたもので出来ている」なんて言葉を投げかけられると「あーなるほど!」と思い健康に気を付けたりするのですが長く続くことはあまりありませんでした。食べ物が溢れかえりどんな食事をとるべきか?と言われても中々考えが及ばず楽な方に流れてしまいます。

でも、その後も「あなたは食べたもので出来ている」という言葉は、私の頭に残り続けた印象的な言葉でした。(どこかのCMでもあったような気がします)で、ふと先日思ったのです。私たちが食べているものってすべてが何らかの「命」だよなって。(なんか宗教臭くなってきましたがそんなことはありませんのでご安心下さい。)肉にしても野菜にしても飲み物にしても、そもそも元をたどればすべてが「命」だよなぁと。ある意味私たちは「命をいただいている」ということに気づかされたわけです。

つまり、私たちは他の命によって自分の命を繋いでいるわけですが、そういえば以前見たテレビ番組で現代文明と隔離された場所で古代と同じような生活続ける部族たちも同じようなことを言っていたことを思い出しました。「私たちは命を頂いている。命によって生かされている」みたいなことを言っていたと記憶しています。「私たちは、生きるためには何かの命を奪わなければならない」そんな感じのことも言っていたと思います。その番組を見て、私は「あー人間って命を奪わなければ生きていけない残酷さを内包した生き物なんだなー」と感じたことを覚えています。

自身のスキル・能力を売るということ

私はマーケティングの仕事をしています。マーケティングの定義についてはここでは触れませんが、私の仕事の主な内容は、顧客を知り、それら顧客に対してクライアント企業の製品サービスを購入してもらうためのお手伝いをするわけです。その時重要なのは、製品サービスが顧客のどんな課題や問題を解決するのか?ということをキチンと整理することです。昔と違って今の市場は顧客中心であり、テレビ広告を出して製品サービス名を連呼すれば良いというものではありません。顧客の問題やニーズを把握し製品サービスを適応させていかなければなりません。この仕事に限りませんが、基本的にビジネスというものは製品サービスの価値を顧客に提供することでその対価をお金として頂くというものです。なので私たちは顧客がどのくらいのお金を稼ぎ、稼いだお金をどんなことにどれだけ使うのか?ということも観察しています。なぜ競合他社の製品サービスを購入したのか?なぜこの製品サービスではないのか?などと言ったことを考えるわけです。

そんな風に顧客のことを日々考えていると、これら大勢の顧客一人ひとりが自分自身のスキルや労働によって得たお金を私たちは頂いているのだ!と感じることがあります。それほど意識していないかもしれませんが、そのような自分自身の何かをお金に換えた行為に尊敬の念さえ感じることがあります。だから、企業は変な製品サービスを提供してはいけないし、絶対に嘘をついてはいけないと度々感じるのです。

お金を頂くことは「命」を頂くこと

最初に「私たちは命を頂いて生きている」いう趣旨の記述をしました。私はビジネスの世界でも同じだと思うのです。皆さんどこかの会社に勤務していると思いますが、あなたの会社の売上は必ず顧客が何かのものを提供することで稼いだお金です。

ある意味、現代においてお金を頂くことは、その人の命の一部を頂くことだと感じるのは言い過ぎでしょうか?古代では単純に生きるために他の生物の命を頂いていたわけですが、現代ではその命を頂くために(生きるために)紙幣が必要なわけです。自分で農作物を作り、獲物を捕まえることが出来るのであれば紙幣はいりません。現代では紙幣を媒介することで他の「命」を頂いているのです。
お金を稼ぐということ、お金を頂くということは命を頂くということだと私は考えています。

お金を頂くということをそのように捉えると、色々と何をすべきかが見えてきます。上述したような嘘をつかないことや良い製品サービスを提供し責任を持つべきです。なぜなら、自分の命を提供することで得たお金だからです。そして、自社の何を提供することで誰のどんな課題を解決するのか?を真剣に考えなければなりません。日々の業務の中で生きているとそのようなことを感じにくくなってしまいますが、我々が行っているビジネスというものはそういう価値のあるものでなければならないのです。そのことを改めて認識すべきでしょう。

マーケティング理論において、「顧客の課題を知ろう」とくり返し言われているにも関わらず、知ろうともしなかったり、知ったつもりになっているだけの人が大半なのは、お金を頂くことはどういうことか?ということを理解していないからだと私は考えています。逆にお金を頂くことの本質を理解することが出来れば、どうビジネスをするべきか?何が価値なのか?誰に取って価値になり得るのかを真剣に考えるようになるのだと思います。

古代人は命を食べる時に祈りを捧げたそうですが、私たちも命を頂くようにお金を頂くべきだと考えるのです。

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