メールを読んでいて本当にイライラすることがある。相手からの言葉に棘を感じ、相手の悪意とイライラが私にも伝わってくる。しかし、それはあくまで私がそう感じたということにすぎない。もしかすると、相手は何の悪意もなく言葉を発しただけかもしれないからだ。
世の中には、いろんな思いを持って言葉が発せられる。しかし、その言葉にどのような感情が宿っているのかを決めるのは自分自身であり発信した本人ではない。
もちろん、間違った解釈をしてはいけないが、文章や文脈から読み取れる人の感じ方によって左右される部分についてはそれほど気にする必要がないのだ。
一つの文章でイライラする人とそうではない人の違いはそこにある。イライラする人は全てとは言わないが、勝手に相手の悪意を自分の中で作り出している。一方で、イライラしない人は何とも言えない部分については何とも言えないと感じているだけだ。これが余計なストレスを感じずに済ませる方法でもある。
まずは、この感情はもしかしたら自分自身で作り出しているものではないか?と自分を疑ってみることだ。きっと余計なストレスを感じずに済むはずだ。