マーケティング関連の記事を書いていますが、基本思いつきのメモです。なので、記事を信じないでください(笑)

なぜ、優秀なアスリートはビジネスでも優秀なのか?実践してみてわかったこと。

「スポーツ能力の向上」と「仕事の成果の向上」は似ていると言われます。実際に、優秀なスポーツ選手がビジネスにおいても高い成果を上げる場合がありますね。
私なりにその原因を考えてみると、やはりスポーツとビジネスには目標を達成するための考え方が似ている部分があるからだと思います。
近年、ビジネスにおいても「KPI」という言葉がよくつかわれるようになりました。いくつかの要素で一定以上の数値を達成することが出来れば、最終目標となる数字を達成することが出来るはずという理論に立っています。
この考え方は、昔からスポーツ界ではごく普通の考え方であり、ほとんどのアスリートが実践していることでもあります。例えば、マラソン選手で心拍数を計測していない人なんていません。人間の心拍数はそもそも限界があるわけなので、どれだけ心拍数を上げずに早いタイムを出すかがKPIになるわけです。アスリートは常に心拍数とタイムを計測することで、自分自身がどれだけ成長しているのかをモニタリングしているわけです。そして、それら数値を向上させるためにトレーニングを工夫しています。ビジネスでも同じですよね。企業が成長するために、少ないコストで大きな売上を上げるために様々な工夫をしているわけです。

そんなこんなで、私もスポーツにおいてこれらの考え方を実践してみたいと思いました。幸いトライアスロンをやっていることもあり、トライアスロンのタイムを短縮するためにあれこれやっています。目標はとある大会で100位以内に設定しました。そして、先日トライアスロンに参加してきました。結果は下記の通りです。

目標100位以内&100位までのタイムの「差」は?

スイムは今年は16分でしたが、トップ100に入っている人は、12分~13分で終了しています。(差は3分~4分くらい)
バイクは48分でしたが、トップ100に入っている人は、43分くらいで終了しています。(差は5分くらい)
ランは、25分くらいかかりましたが、トップ100に入っている人は、22分~21分で終了しています。(差は3分~4分)
合計すると1時間20分を切れればトップ100に入れるはずで、この3競技でどう10分短縮するかが私の課題です。

今回、どのようにあと10分短縮するのかの戦略を考えてみました。
単純にそれぞれを3分短縮するのではなく、自分自身の「身体的能力、得意不得意、練習環境、上達のための知識」という要素と伸びしろ(短縮できる時間の幅)を考慮した上で、最も効率が良くタイム短縮の可能性の高い戦略を決めたいと思います。

まず、「上達の伸びしろ」について

スイムの伸びしろ=トップ100レベルまで3分~4分の差
バイクの伸びしろ=トップ100レベルまで5分
ランの伸びしろ =トップ100レベルまで3分~4分の差

こう見ると、トップ100までバイクが最も短縮できる時間が大きいことが分かります。一方、スイムとランはどんなに頑張っても3分くらいしか短縮できないことが分かります。なので、これだけを見れば、バイクを特に頑張れば大きな時間短縮の可能性があることが分かります。

しかし、単純にそれだけでは決めることはできません。それぞれに得意不得意があったり練習環境を確保できなかったり、上達のための知識に違いがあるため、タイムの縮めやすさ(難易度)があるからです。次にその難易度を検討してみました。

上達の「難易度」について

難易度は、「自分自身の身体的能力(体)」と「上達のための知識(頭)」と「種目への好き嫌い(心)」と「練習できる環境(場)」で決まると定義しました。身体的能力は皆さんも理解できるように、それぞれ得意不得意があります。自分の体に合った種目は上達しやすいのは当然です。また、知識も豊富であればあるほど上達のスピードが速くなるのも理解できるでしょう。さらに、どうしても好き嫌いも出てきます。練習していて楽しい種目とつまらないと感じる種目が出てきます。好きな種目ほど、練習したいという気持ちが高まるので、練習の回数や質が高くなる傾向があると思います。さらに、トライアスロンの場合、練習環境に大きな影響を受ける競技でもあります。特にスイムとバイクは練習環境の確保に苦心する人が大勢います。スイムは、夜間までプールが営業しているところは多くありません。仕事で忙しくなれば平日は殆ど練習は出来ません。また、バイクにしても夜には練習できるものではないため、平日の練習は朝しかありません。これら条件も上達の難易度に影響を与えるのは当然と言えます。

この定義に当てはめると私は下記のようになります。

スイム=総合評価(低):知識少ない、意欲も高くない(苦手意識がある、練習が好きでない)、環境も良くない。
バイク=総合評価(高):知識多い、意欲高い、得意、好き、ローラーを持っているので毎日乗れる、多摩川近い。
ラン =総合評価(中):知識は普通、意欲普通、普通、公園も近く環境は良い。

私の場合、バイクとランを徹底的に伸ばす戦略が最も効率的

スイムは去年も一年練習しても1分くらいしか短縮出来ませんでした。知識もないし、仕事上毎日の練習も難しい。仮に良い環境にあって重点的に強化しても3分くらいしか短縮できないので努力の割にタイムの短縮度合いが少ない。さらに、意欲的にも水泳は苦手意識があり、毎日練習することでモチベーションが下がる危険性もある。

一方、バイクに関しては、長年ロードに乗っていることもあり上達のための知識も多いし、好きな種目である。また、ローラーを所持している為、毎日練習することが容易で環境は良い。多摩川も近くなので実装の練習も容易です。また、自転車レースもあるのでそれらに参加することでレベルアップを図ることも出来ます。バイクは最大5分短縮できる可能性があるわけで、短縮の幅も広い。つまり、努力が大きなタイム短縮に結びつく可能性が高い種目と言えます。

ランについては、知識は中程度、意欲も中程度です。ただ、ランニング出来る公園が近くにあり、良い環境にあります。冬はランの大会がたくさんあるのでレベルの高いレースを何度も走ることも出来ます。スイムよりもランに重点を置く方がタイムを短縮できる可能性は高いと考えられます。

結論としては、バイクとランを重点的に強化してくことで大きな成果を生み出せるはず。

具体的な目標としては、バイクで43分を目指すためには、平均速度27キロが必要です。これは巡行速度が32キロくらいを出せれば到達できるタイムであり、十分達成可能な数字です。実際、バイクだけであれば平均時速27キロで走ったことは何度もあります。意欲や環境、そして短縮できる可能性のことを考慮すると努力するメリットは大きい。

ランについても、トップ100に入るためには4分の短縮が必要ですがこれも十分に達成可能な数字です。なぜなら、去年のタイムは今年よりも3分も早いからです。過去に出したことのあるタイムに近いため現実的であり、確実に達成できる目標であると考えられます。

今年のトレーニングの戦略としては、このバイクとランの強化を重点的に実施することで9分のタイム短縮が可能であると考えられます。

とはいえ、トライアスロンはそんな簡単ではありません。1つ1つの種目が影響しあっているからです。今年の失敗は、苦手なスイムで大きく体力を消耗してしまったことにあります。苦手なために余裕がなく心拍数がかなり上がってしまい、得意なはずのバイクとランで本来の力を出せないという結果になってしまいました。誰でも苦手な種目がありますが、トライアスロンの場合、極端に苦手な種目が1つでもあると他の種目に大きなマイナスな影響を与えてしまうため、得意種目で十分な力を発揮できるまでには苦手は克服することが絶対条件なのです。

なので、スイムに関しては、スイムで大きな体力の消耗することがない程度に強化しなければ、他の2種目で強化したものが相殺されてしまう可能性が高くなります。なので、十分な体力を残してスイムを終えることが最低限の達成すべき目標と言えます。タイムは1分短縮して、かつ体力の消耗を少なくする程度まで向上させる必要があります。きっちりと心拍数とタイムを計測しておく必要があります。

いずれにせよ、バイクとランで確実にタイムを稼ぎ、スイムは最低限のタイムにすることで十分にトップ100入りは可能だと思っています。来年に向けまた明日から頑張りたいと思います。

いかがでしょうか?スポーツとビジネスには似ている部分が確実にあります。ここで私が言いたいのは、結局は自分自身をより良く知ることと、その競技の特徴を良く知ることが大切だということです。もちろん、トレーニング方法も大切ですしKPIの設定も大切です。しかし、それぞれの企業には得意分野や出来ることとできないことがあり、教科書的にこうすれば必ず成長するという法則はあり得ません。ノウハウなどに飛びつきたくなる気持ちはわかりますが、それでは成長することは難しいでしょう。

多くの優秀なアスリートがビジネスにおいても優秀なのはそのことを良く分かっているからではないでしょうか。自分の会社では何が出来て何が出来ないのか?得意分野と不得意分野は何か?それを受け入れた上で、目標を達成するためには何がすべきなのか?この考え方は手っ取り早く目標達成のノウハウが欲しいと思うような人には絶対に出来ないことです。

また、このような考え方はマーケティングそのものであるとも思って書きました。自分たちが出来ることと業界の特徴をとらえた上で、何をどのようにどのくらいまで上げることでどこまで到達することが出来るのか?最大の効果を出すに当たって、最も効率的な戦略とは何かを考えることはトライアスロンに限らずビジネス特にマーケティング戦略を考えるのと同じようなものだと思います。

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