SalesforceフローでSlack通知の設定が出来るようになっていますが、意外とつまづきやすいポイントがあります。それがSlack通知のアクション要素を「即時実行」側に設定してしまうことです。
ほとんどの人のが「即時実行」ってなんやねん!って思うかもしれません。でも、みんな絶対に視界には入っているやつです。

はい。見たことありますよね笑。まあほとんどの人が意識せずにこの「即時実行」の下のプラスボタンを押してアクション要素を追加してしまうと思いますが、それをやるとSlack通知は正常に作動しません。そうではなく、Slack通知は別の分岐を作ってそっちにアクション要素を追加する必要があるのです。
別の分岐?って思いましたよね?私も思いました。その正体は「スケジュール済みパスを追加(省略可能)」のことです。Slack通知を設定するためには、まずはここをクリックして別の分岐を作っておく必要があるんです。
この「スケジュール済みパスを追加(省略可能)」は、 簡単に説明するとトリガーが引かれた後、1時間後に処理を実行するといったことが出来る機能と思っていただければ大丈夫です。(レコードトリガーの機能です)
例えば、下記のようにトリガーを設定したら、「スケジュール済みパスを追加(省略可能)」をクリックします。

で、次に下記のように「即時実行」と同じようにトリガーが引かれたらすぐに次の要素が実行されるように設定します。「0分後」なので待機時間は無しってことです。

そうすると、下記のように「Slack」の分岐が作成されるので、そっちの分岐にアクション要素を追加してSlack通知の設定をすることで正常に通知が行えるようになります。

Slack通知の設定で、意外とここでハマってしまう人が多いので参考になれば幸いです!