儲けの原理

ビジネス, マーケティング, 考え方

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いかに儲けるか。これを考えるのは経営者の仕事ではあるが本質を理解するのは実に簡単である。ただ単に実行するのが難しいだけだ。というのも、儲けるためには世の中に存在する何らかのモノを使って何か価値の高いものを生み出すだけで十分だからだ。なんでもそうだ。製造業に限ったことではない。作家は言葉を組み合わせることで価値の高いものを生み出しそこから利益を得ているし、広告業界も世の中にある様々な法則であったり理論を研究することでより効果的な広告手法を提示して高い価値を保っている。目に見えるものでも、見えないものでも何でも何かしらのものから高い価値のあるものを生み出す。それは1人の人間の頭の中で生産されるかもしれないし、何か特殊な機械を使って生み出されるのかもしれない。いずれにしても原理はそういう事だ。

同じモノを買った人でもそれを使って1万円だけしか儲けを生み出せない人と、100万円以上の儲けを生み出すことが出来る人がいる。例えば、同じパソコン1台を買って一方はそれを使って単にネットなどをしているだけで、もう一方は自分でプログラムを作成しそこから広告収入を得るといった具合にである。全く同じ買い物でもその使い方次第でとんでもなく大きな差となる。同じ材料を扱っているのに生み出せる価値は全く違う。どんな商売でも原理は同じだ。どれだけ人々が価値が高いと思っているものをいかに安い原価で提供できるかにかかっている。そのためには、まずは何より人が何に対して価値が高いと感じているのか、多くのお金を払ってでもそれを欲しいと思っているものを企業は見つけなければならない。そして、それを見つけたらそれをいかに効率よく提供できるかを考え交渉し、実行しなければならないのである。中には価値が高いと思っている人が沢山いるがそれをどうしても安く提供出来ないこともあるだろう。そこも含めて検討し、何をすべきなのか、自分たちが何が出来るのかも含めて考えていく必要があるのだ。時には自分ひとりではどうしようもないときもある。そんな時は、何の能力が不足しているのかを考えて目的達成のために、その不足を補う努力と方法を考えなければならないのである。うまく言っていない企業は、そもそもの原価が高いのか、それとも需要がそもそもないのか、効率性が悪いのか、足りない能力があるのかさえ分かっていないものだ。そうやって自分たちの問題点を客観的に見つけて欠点を埋めていく努力が出来ていないことが多い。自分たちは一体何から何を生み出しているのか。そしてそれはどんなメリットを提供しているのか。自分が今いる場所と今している行動をしっかりと見失わないこと。それが高い付加価値を生み出すために必要なことだと思うのだ。