マーケティングを学びたい人は非常に多いのですが、実感として本で読むよりもはるかに実践することの方がマーケティング能力が伸びることは間違いないと思います。
先日、偶然にもYoutuber(シバター)の動画を見ていて改めてそれを実感しました。このYoutuber(シバター)の動画では、トップYoutuberの「はじめしゃちょう」の動画をdisる内容だったのですが、その中でマーケティング的考え方が重要であることを言っています。(もちろん、動画内では「マーケティング」という言葉は一度も出てきません)
このシバターは、間違いなくマーケティングは勉強していません(笑)。しかし、シバターはマーケティングを十分に、そしてしっかりと理解していることがうかがえるのです。
Youtuberが大量に出てきたことで、あらゆるテーマで動画が上がっていること。他人の真似事では再生数・登録数は増やせないこと。今後、Youtuberとして成功するためには、新しい需要を創り出すことが大切であることを言っています。
このことはマーケティングをかじったことがある人であれば、理解できることだと思います。シバターは、マーケティングを知っていると感じた理由が分かると思います。
シバターは、別にマーケティングを意識して動画を出していたわけではないでしょう。しかし、意識していなくてもYoutuberとして生き残るために、いつの間にかマーケティング的知見を身に着けたのだと思います。
マーケティングに興味のある人は、まずコトラーの本を読んだりするでしょう。多くの人が本から知見を得ようとします。しかし、どれだけ本を読んでも実践の中で身に着けた能力にはかなわないものです。
マーケティング理論はあくまで理論でしかなくて、実際に現場に立ってみると実践できないものが多いのが事実です。理論よりも「考える力」が必要とされます。そして、その「考える力」は実践の中でしか得ることはできません。
Youtuberとして、生き残ってきた人の方が本を何年も読み漁った人よりもはるかに能力が高いことがそれを証明しています。
今の時代、実践の場は簡単に見つかります。このブログのようなことをするのも一つでしょう。Youtuberとして活動するのも今日すぐにでもできることです。本当にマーケティングを極めたいのであれば、本を読むよりも実践の方が大切であることを覚えておいて欲しいです。もちろん、実践と理論を同時に学ぶのものありだと思いますが。
最後に、私が見たシバターの動画をご紹介しておきます。16分の動画です。ぜひ、ご覧ください。