マーケティング関連の記事を書いていますが、基本思いつきのメモです。なので、記事を信じないでください(笑)

「気づく力」を持つマーケティング担当者になるために必要なこと。

「気づける人」と「気づけない人」の差は何なのだろうかと思うことがあります。同じレポートを見ていても、その数字から核心を突くような意見を出す人もいれば、同じ数字から何も感じない人もいます。また、消費者を直接見るために現場に行くと、新しい気づきを得る人もいれば、何も感じない人もいます。

本来であれば、ビジネスマンならば後者(気づける人)でなければなりません。しかし、ほとんどの人は何も感じないで終わってしまうことが多いように感じます。

しかし、なぜ「気づける人」と「気づけない人」がいるのでしょうか。そこにある違いを知ることによって、これまで気づけなかった人も何かに気づけるようになるのではないでしょうか。そこで、今回は「気づける人」と「気づけない人」の違いについて考えてみたいと思います。

その前にまず、私たちの思考の仕組みについて話したいと思います。私たちが持つ思考というものは、外部から発信された情報と自分たちが持っている情報を比べ、「同じもの」と「違うもの」を見分けることで、それが何なのかを認識するものです。

例えば、「タイヤが4つあり、人が丸い形のものを回すことで方向転換ができ、足元にあるものを踏み込むことでその物体のスピードをコントロールすることが出来る」という情報を受けたとき、私たちはそれが「クルマ」であることを認識することが出来ます。なぜなら、私たちの中には「クルマの特徴的な情報」があるからです。もし、これらクルマの特徴的な情報が私たちの中になければ、それを「クルマ」であるとは認識することは出来ません。

逆に「タイヤが2つあり、人がまたがって乗る物で、手元でスピードを出したり止めたりすることが出来るもの」を見たとすると、それを私たちはバイクであると認識することが出来ます。少なくともクルマではないと認識することになります。なぜなら、タイヤが2つしかないし、足元でスピードをコントロールするわけでもないという点において、クルマの特徴的な情報とは違うからです。

このように私たちが何かに気づいたり、理解したりするためには、自分の中にある情報と比較し、どこが同じで、どこが違うのかを知ることで、それが何なのかであったり、何か変だぞという違和感を感じることが出来るようになるのです。

という事は、「気づける人」と「気づけない人」の違いというのは、情報を「持っている人」と「持っていない人」と言い換えることができるのではないでしょうか。クルマやバイクの情報を持っていない人にとって、これがクルマであるとかバイクであるということは絶対に気づくことは出来ません。

例えば、同じ財務諸表を見て、「この会社の経営状態は悪いと感じる人」もいれば「まずまず良いと感じる人」もいるものです。その違いは、彼らが持っている情報が全く違うからです。もし、全く同じ情報を共有しているのであればおそらくは同じ結論に達するはずです。しかし、過去に原価率が上昇したことで、その数ヶ月後に売り上げが落ちていく経験をしている人と、そのような経験を全くしたことのない人では、同じ数字を見ても、見る場所が違うし、重視する度合いも違います。だから、異なる結論になることは当然なのです。

つまり、何かに「気づける人」というのは、様々な知識を持っているがゆえに「様々な視点からその現象について見ることができる」ということです。自分の中に多くの引き出しを持っているのか、それとも持っていないのかという違いが「気づける人」と「気づけない人」の違いと言えるのではないでしょうか。そういう意味において自分たちの業界だけのことではなく、様々な領域についての知識を得る事は、様々な視点を手に入れると言う意味において非常に有益であると考えられるわけです。

実際、多くの成功者の中には異なる業種や全く関係のない領域の知見を自社に導入することで成功している人が多いのも事実です。また、マーケティングというものは、顧客を様々な視点から見ることで自社の売り上げを伸ばす可能性を探し出す行為です。ある意味マーケティング担当者こそ様々な視点を持っていなければならないと言えるのです。

マーケティングを担当するのであれば、常に好奇心旺盛に様々な情報を収集し、それら情報が自社に良い影響を与えるのか?与えないのか?良い影響があるとすればどのようにすればよいのか?といったことを常に考え続けるべきです。至極当然なことですが、同じ数字や対象をずっと同じ視点で見ていても新しいものを発見することは出来ません。新しい発見は、新しい視点を見つけ出すことでしか獲得することが出来ないからです。

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