マーケティング関連の記事を書いていますが、基本思いつきのメモです。なので、記事を信じないでください(笑)

【新型コロナウィルス】休校措置について考えてみる

安部首相が新型コロナウィルス拡大への対策として急遽公立の小中高学校の休校を要請しました。しかし、当然と言えば当然ですがかなり反発もあるようです。そこで、自分自身の思考を整理する目的も兼ねて、この休校措置について考えてみたいと思います。

休校措置は正しい施策なのか?という問題に答えを出すには、「学生が移動及び集団生活することでウィルスが拡散される」ことを証明しなければなりません。

そのために必要な分析としては、今現在分かっている情報の中にウィルス感染経路に学生がどれだけ含まれているのか?を明かにして、もし休校にした場合の影響がどれだけ少なくなるのか?を分析すればこの施策の効果が見えてくるでしょう。

しかしながら、これだけの分析では、「この施策が最も効果的な施策か?」という設問に答えることはできません。なので、スポーツジムなどの密集度が高い施設などの営業を停止するなどの施策と比べてどのくらいの効果があるのかなど複数の施策を実施した時の貢献度を比較するべきでしょう。そうすることで自信を持って休校が効果的であると言えるはずです。

この2つの質問に回答することで今回の施策の是非を判断できると思いますが、これまでマスコミなどから得られる情報を見ていると今のところ休校が特に効果的であるとは考えにくいのが現状ではないでしょうか。

私の知っている限りの情報では、ウィルスの拡散はスポーツジムやタクシーや病院や家庭内、客船で起きているからです。今のところ、学校内で拡散したという情報はありません。そのため、休校にしたところで現時点で拡散している拡散ルートに対しては効果があるとは言えないと考えられます。

ではなぜ、休校をするのかと言えば、設問を下記のようにすることで納得することが出来るような気がします。例えば設問を「これ以上拡散させないための予防措置として最も効果的で政府の権限で迅速に実施できる施策は何か?」とすると、休校は一つの意味のある選択肢と考えられます。

新型コロナウィルスの特徴として現時点で分かっているのは、飛沫感染であることと密閉された空間では感染リスクが高まるということでしょう。なので、スポーツジムやタクシーや病院、客船などで広がっているわけです。そのような特徴を踏まえると学校内でも感染が拡大する可能性があることは容易に想像することができます。

つまりは、現時点では学校内で感染が拡散されているわけではないが、感染が拡大する場所として可能性が十分に高いことから予防措置として休校するというのであれば納得することができます。

なので、この施策はあくまで予防的措置であり感染拡大の可能性を少しでも下げるための施策ということです。なのでこの施策は現在拡散している感染ルートへの対策ではないということになり、休校措置だけで十分な対策ということにはならないことがわかります。

しかし、このような感染する可能性の高い場所単位で対策する考え方は全くもって効果的ではありません。日本中に感染する可能性の高い場所はいくらでも存在し、それらすべてを閉鎖することは不可能だからです。中国のように共産党の力が強大な国においてもすべての場所を閉鎖することは不可能でしょう。そのため、場所単位で対策を考えていては、どこかを閉鎖しても別のところから感染が広がり続けることとなり大きな成果を期待することは出来ません。

私個人としては3つに区別して対策を講じるべきかと考えています。1つ目の区分は、感染を防止する区分で、可能な限り感染をそもそもさせない施策です。例えば、時差通勤やリモートワークなどを促進させたりなどが対策としてあげられるでしょう。そのために、政府は要請するだけでなく、会議システム企業と連携して期間限定で無料利用できるようにするなどが可能なはずです。他にも現在対策しているようにイベントなどを中止するなどの対策が有効でしょう。

そして、2つ目の区分は、感染を拡大させない区分です。つまりは、感染は完璧には防げないのだから、一定数の感染者は必ず発生します。しかし、その時に重要なのは違和感を感じたら絶対に他者と接触しないことを徹底的に情報提供することです。そして、感染者自身が自分で除菌するための方法を徹底的に情報発信するのです。新型コロナウィルスは自覚症状がない状態であれば感染が拡大する可能性は低いので、症状が出たときにどれだけ素早く対処できるかどうかに感染拡大するかしないかが決定されると考えられるからです。可能であれば、一般の病院やクリニックでも検査が出来るよう対策を急ぐべきでしょう。

そして、3つ目の区分が重症度の区分です。この区分では、積極的な治療をする人を区分して優先的に治療する人とそうでない人を明確に基準化します。この新型コロナウィルスは、免疫力の高い人であれば普通にしていても治癒してしまうようなこともある一方で、高齢者や持病を持っている人などは重症化しやすい傾向があります。なので、明確にどんな人を治療すべきかの判断を素早く実施することで助かる命を助けることが出来るはずです。

上記の考察から政府としては、出来ることやもっと効果的な施策を打つことはもっとあるし実施は可能なはずと考えられると考えます。密閉空間は電車内や会社内など至るところに存在するわけで、現時点では学校以外で拡大しているのですから、もし本当に危機感を持っているのであれば、時差出勤やリモート勤務をもっともっと推し進めるべきですし、正しい情報をもっと発信すべきだと考えます。特にウィルス感染は国の施策によってどうこうなるような類いのものではなく、一人ひとりの意識を変えることの方がもっとも効果的です。現時点では国の情報公開及び情報戦略は全く効果的でないと私は考えています。特に2つ目の区分の情報提供は完全に不足していると思います。拡大を制御するには情報戦略をもっと重視すべきだと私は考えています。

正直なところ、このような全国的に大規模な施策を実施することで本来もっと対策すべき部分に対策が行われない事態になることが非常に心配です。上記に記述したように休校措置は現時点の感染ルートへの対策ではありません。今回の休校措置によて意識が重要ではない部分に持っていかれて本来やるべき施策が実施されなくなってしまうのであれば非常に危険だと感じるのです。特に、一生に一度の卒業式がなくなるだとか非常に感情的になりやすい話題が出てくるためマスコミとしても面白いネタが増えた状態になったわけですから、どんどんこの関連の報道をしていくでしょう。そのようなあまり意味のない話題によって政府の無策が隠されてしまうことに懸念を抱いているわけです。

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