マスマーケティングは終わらない。けど…

マーケティング

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これからの時代は、マスマーケティングの時代ではない。いくらテレビCMを打とうがどんなに雑誌広告を出そうが今までのように出せば出すほど売れるわけではない。このコラムでも書いてきたように、これからの時代はいかに物語を語ることが出来るかだ。どれだけ人々が惹きつけられるようなストーリーを語ることが出来るかによってあなたの製品・サービスは左右される。あなたの商品・サービスにもしお客様に対して何も語る物語がなければきっとあなたの製品・サービスはなくなる。どんなにハイスペックであっても何の物語を語らないのであれば売れることはない。逆に大した製品・サービスでもないのに、上手に物語を語ることが出来れば売れる可能性はある。

しかし、マスマーケティングは終わらない。なぜなら、その物語を広く伝える必要があるからに他ならない。どんなに素晴らしい物語を語ってもそれを誰もしらなければ伝播していかないように物語が重要視される世界になってもマスマーケティングは必要不可欠な存在である続ける。しかし、今までのマスマーケティングのやり方は変わってくるだろう。物語とマスマーケティングの両立がこれからの時代に求められることである。マスマーケティングはその物語を一時的に伝えるだけの役割に徹するだろう。素晴らしい物語を作ることさえできれば大きな予算を使ってマスマーケティングに投資する必要はない。むしろ少なくて済む。だから、マスマーケティングは縮小していくだろう。でも、物語を伝えたいという欲求はなくならない。だから、いつまでも効果的な一つの手段としてあり続けるだろう。

これからの上手なマーケティングは、マスマーケティングへの予算が小さく、物語へ予算が多くなるマーケティングであろう。どんなにマスマーケティングの予算が大きくても物語がダメなら意味がない。でも、物語が優れていればマスマーケティングがなくともそれなりに売ることが出来る。だから、広告代理店はそのような提案が出来るかどうかが生きる分かれ道になっていくのだと考えている。