マーケティングは細部に宿る

マーケティング

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マーケティングをやっていて思う事は、大まかな方向性を描くことはそれほど難しくない。むしろ、楽しく感じるくらいである。きっとマーケティングの楽しい部分が一番詰まっているのが全体的方向性を決める時だと思う。しかし、成功するマーケティングというのは方向性を示しただけでは何の意味もない。むしろ、その方向性を達成するための細かい部分を考えることが本当に気の遠くなるような作業であり、非常に苦しい。何となく考えるのでいいのなら簡単な事なのだが、何より大変で苦しいのは全体的方向性に沿った形での細かい施策を考える事である。これがやろうとするといつになっても終わらない。たった一つのことを考えるにもデザインをどうするのか、文章をどうするのか、どう継続させていくのか、そしてそれが全体的方向性に正しく影響を与えるのかどうか。ということを何度も繰り返し検討する必要があるからだ。多くの失敗するマーケティングはここをやっていないことが多い。というより根負けしてしまう。この部分が全体的方向性を動かすエンジンであるにも関わらずその部分をサボる為に方向性はいいのにそこに向かって進んでいかないという事態が起こるのである。

『魂は細部に宿る』とはいい言葉である。マーケティングはまさにその通りである。細部が全体を構成しているのである。全体が細部を構成しているのではない。