ローソンが成城石井を買収するメリットとは?

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成城石井をローソンが買収するメリットとは?

成城石井は高級スーパーである。はっきり言って安くはないが、良い商品・品質の高い商品が豊富にそろっている。基本的に東京を中心としてそれほど多くない店舗数である。それもあってブランド化されている。ターゲットは若者というよりも少しお金に余裕のある主婦などである。成城石井はブランド化にある程度成功しているブランドであると思う。

 

そんな成城石井が買収されるというニュースがある500億円とも言われる買収額にローソンと伊勢丹が名乗りを挙げているらしい。しかし、成城石井は三菱系のファンドが持っているため、同じ三菱系であるローソンによって買収される可能性が高い。そんな中でローソンが成城石井を買収することでどんなメリットがあるのか?という事について考えてみた。

 

■ローソンとは?
ローソンは言わずと知れたコンビニである。店舗数はかなり多い。カット野菜など特徴をつかんだ商品を売るマーケティング的能力が高いと考えることが出来る。

 

■ローソン経営戦略
ローソンの最大の特徴は、顧客別に店舗開発を行っている点である。健康志向の客や女性をだーゲットとしたナチュラルローソンや主婦や中高年層をターゲットとしたローソンストア100、地域ごとのニーズに対応したローソンプラス(これもターゲットは主婦や中高年)などである。

 

コンビニ業界は既存顧客を増やすことは難しい。コンビニの主な客は20代30代であるが、人口の減少を考えるとその他競合から客を奪うのは難しくなってきている。そのためローソンでは、20代30代以外の年代にターゲットを広げることで客を獲得しようという経営戦略なのである。

 

■ローソンが成城石井を欲しい理由は何か?
ローソンが成城石井を買収するのは、低所得者から高所得者への市場拡大戦略といえる。それが一番の目的であろう。今までの経営戦略の流れからみるとそうなるはずである。そのため、今までの戦略に沿って行うのであれば、富裕層向けのコンビニのような店舗を展開するのか、もしくは一般のコンビニで富裕層も利用できるような商品ラインナップや入りやすい仕掛けをするものと思われる。成城石井は基本的には、今まで養ってきた富裕層向けのマーケティングや商品開発に携わることでローソンの富裕層への市場拡大戦略のサポートをすることになると思われる。