2017
05.01
Hubspotで学生の関心が高いメールコンテンツだけを表示させる方法【後編】

Hubspotで学生の関心が高いメールコンテンツだけを表示させる方法【後編】

Hubspot, マーケティング

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前回の記事では、フォーム作成とリストへの振り分け方法を説明しました。今回の記事ではメール内のコンテンツを出し分ける設定の方法を説明していきます。

メール出し分け設定

アンケートフォームとワークフロー設定が完了しましたので、次にメールコンテンツの出し分け設定に移ります。今回のメールの出し分け設定は、1つのメールテンプレートの中でコンテンツを出し分ける方法を解説します。単純にメールを数種類用意する方法もあるのですが今回はHubspot機能の紹介も兼ねているのでこの方法を採用します。

今回ご説明するのは、下記のようなメールテンプレートの作成方法です。まずはイメージをつかんでください。

(1)メールテンプレート作成

まず、メールテンプレートの作成です。Hubspotではメールテンプレートを選択してメールを作成するという手順を踏む必要があります。既存のメールテンプレートを利用しても大丈夫ですが、HTMLをいじることが出来ませんので独自デザインのHTMLメールを送信したいのであればメールテンプレートの作成方法をマスターしておく必要があります。メールテンプレートは下記の手順で作成します。

「コンテンツ>デザインマネージャー」右上の「新規コードファイル」をクリック。

「コードエディタ」と「メール」を選択し「作成」をクリックします。

ファイル名と保存場所を入力及び選択します。

開いた画面内にHTMLを記入していきます。

画像は、「コンテンツ>ファイルマネージャー」からアップロードすることが出来ます。アップロードすると絶対パスのURLが生成されるのでそのURLを利用します。

メールテンプレート内でコンテンツ出し分けタグの設定

メール内でコンテンツを出し分ける際にテンプレート作成段階で重要な作業があります。それは出し分けする箇所にHubspotの独自タグを挿入する作業です。その独自タグがある箇所のみ出し分けが出来るようになります。普通にHTMLコードを記述しただけでは出し分けは出来ませんのでご注意ください。

出し分けの独自タグは、デザインマネージャーでHTML記入画面の左上の「HubL参照」から選択することが出来ます。今回は、画像とテキストを出し分けたいだけなので「rich_text」を使いたいと思います。検索窓に「rich_text」と入力するとモジュールのrich_textが表示されますので、「詳細情報」をクリックしHTML内に貼り付けるコードを表示させます。rich_textには3種類ありますが、2番目の
{% rich_text “my_rich_text” label=”Enter text here” html=”My rich text default content” %}

をコピーしてHTMLの中のコンテンツを出し分けたい部分に貼り付けます。

※HubLには「リッチテキスト」の以外にも単純に「テキスト」の出し分け用のタグなど多くのタグが存在しますが、使うのはほとんど「リッチテキスト」だけなのでそれだけ知っていれば十分だと思います。

とりあえず、下記のように貼り付けました。

右上の公開ボタンをクリックして公開します。

(2)メール作成

次にメールを作成します。メールは、先ほど作成したメールテンプレートを選択してメールを作成します。「コンテンツ」>「Eメール」をクリックして右上の「新規Eメールを作成」をクリックします。

先ほど作成したテンプレートを選択します。

メールを作成すると出し分けることが出来るエリアは黒いマスクがかかるようになります。「Enter text here」の右側にあるアイコンをクリックすることで複数のコンテンツを作成することが出来るようになります。

「Enter text here」の右側にあるアイコン をクリックするとリストを選択する画面になりますので、「商学部リスト」を選択します。

すると下記の画面のようにHTMLを記述出来るエリアが表示されるのでそこに画像やテキストを入力していきます。商学部リストに入っている人がメールを開いたらこのエリアに記述した画像やテキストが表示されることになります。

次に「add smart rule …」をクリックして「経済学部リスト」「政治経済学部リスト」「文学部リスト」と作成していきます。

※デフォルトのコンテンツも作成する必要があります。どのリストにも該当しない人に表示させるものです。

(3)件名の出し分け

また、Hubspotでタイトルの出し分けが可能です。メールコンテンツの出し分けと同じように件名入力欄の右側にあるアイコンをクリックすることでリストと件名テキストを紐づけることが出来るようになります。

今回の例でも下記のように設定してみました。

メール送信設定=『フォーム入力完了後のメール送信』

ここまで設定出来ればほぼ完了です。これまで説明してきたのは、フォーム入力された回答内容によってリストに振り分ける設定と各リストに対してどのコンテンツを表示させるかという設定です。なのであとは、フォーム入力された後にメール送信する設定をすれば上記で設定した各ワークフローが動いてコンテンツを自動的に出し分けて送信されることになります。ここでは「フォーム入力してもらった3分後にアンケート回答によって出し分けされるメールを送信するワークフロー」を作成します。イメージとしては下記の通りです。

まず、開始条件はアンケートフォームを通過したことです。
そして、3分後に上記で作成したメールを送信するというアクションを設定します。

※フォーム入力完了の直後に送信せずに、3分後にしているのは確実にコンテンツの出し分けをするためです。実はHubspotはすべて瞬間的に設定や変更が反映されるわけではありません。フォームに入力してもらった後にワークフローでリストへ振り分けるのに10秒くらい時間がかかります。ネットワークの状態が悪いと最大30秒くらいたたないとワークフローが完了しないということもあります。この設定では、アンケート回答内容によってリストへ追加するワークフローが完全に完了するのを待ってメール送信させるということをしています。経験上「1分後」でも問題ないと思いますが、複雑なワークフローを通過させてコンテンツの出し分けをするのであれば3分取っておくと確実だと思います。

これですべての設定が完了です。あとは今回作成したHubspotフォームタグをページに埋め込んで、アンケートメールを会員に送信するだけです。

 

最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。かなりハードな内容になったかもしれませんが、ここまで読んで頂いた方にはお分かりのようにHubspotのワークフローはかなり様々なことが可能です。自社に合わせてどこまで柔軟に設定が出来るのだろうか?と思っている方にはかなり魅力的なのではないかと思います。

今後もHubspotでどんなことが可能なのか記事を追加していきますのでご期待ください。