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コンテンツが拡散するために大切な2つのこと

動画が拡散して認知度が一気に上がることが世の中にはあります。多くは意図せず拡散したものですが、それら拡散するコンテンツに共通する要素は一体どんなことなのでしょうか。共通する要素が分かれば、意図して拡散するコンテンツを作れるのではないか?と思えます。

私は、それらコンテンツを色々と見て思うことが2つあります。これが拡散するコンテンツに共通しているものかどうかは正確には分かりません。そもそも拡散したコンテンツすべてを見る余裕などないので。しかし、何となくこれまで拡散するコンテンツに出くわした私にもたぶんこんなことなんじゃないのかな?というものはあります。今回はそのことについて書いています。

1つのことは、「コンテンツを読み終わったときに広めたい気持ちにさせる」コンテンツが拡散しやすいということです。当たり前すぎるかもしれませんが、でもこれは重要だと思います。実際、世の中には色んなコンテンツがあるわけですが、拡散するコンテンツは、最後に人と共有したいと感じたり、自分の意見を言いたいというような外向きの感情になっていると思うんです。

でも、拡散しないコンテンツというのは、最後は自分の中で満足して完結してしまうコンテンツなんだと思います。恐らく誰かと共有したいとは思わない類のコンテンツです。例えば、説明的なコンテンツはそもそも理解してもらうために作られているので、コンテンツの最後に人に話したいとか、自分の言いたいことがあるなんて感情になっていたらそれは説明コンテンツとして失敗だと思います。なので、拡散を狙うためには、説明はしちゃダメなわけですね。でも、意外と説明したくなっちゃって失敗することはよくあることです。

読み終わったり見終わったときに、誰かに言いたい感情になっているかどうかを十分に確かめることです。

もう一つのポイントは、どんなコメントを書き込むのか明確な言葉が思い浮かぶかどうかということだと思います。拡散しないコンテンツは、なんて言えばいいのか分からなかったり、言いたいことが一言では言えないようなコンテンツは拡散しにくいんだろうなと感じます。しかし、拡散するコンテンツというのは、どんな言葉をTwitter上に書くのかハッキリしていると思います。ある意味分かりやすさなんだろうなと思います。

でも勘違いして欲しくないのは、分かりやすさがコンテンツの優劣を決めるというわけではありません。その曖昧な何とも言えないところが良いコンテンツはあるわけでそれはそれで価値があるのです。ここでは単純にコンテンツの良し悪しではなく拡散しやすさについて話しています。

いずれにせよ、拡散しやすいコンテンツというのは、「これめっちゃ面白いよ!」とか「これめっちゃ怖いよ!」とかの言葉がすぐに思い浮かぶものです。だからこそ、気軽にSNSに投稿されるのだと思うのです。何とも言えないコンテンツだと、気軽に投稿することなんて出来ないですよね。なんて投稿しようか?とか考えている間に感動は薄れ、その表現の難しさが拡散を難しくさせてしまうのだと思います。

今回は、拡散する可能性のあるコンテンツになっているのか?のチェックポイント的なことを書きましたが、コンテンツをアップする前に一度確認してみてはいかがでしょうか。

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